ファーストサーバによる再発防止策と実施計画

2012年6月20日、レンタルサーバー事業のファーストサーバで起こったデータ消失を伴う大規模障害についての再発防止策と実施計画が発表されました。

実施計画は、以下のように再発防止策を4項目に分けられており、それぞれ期限が区切られている。

  1. 開発・運用プロセスの見直し
  2. 牽制(開発・運用)を含めた体制の確立
  3. システム変更業務の運用移管と分掌整理
  4. 2次バックアップの取得

1番に関しては、8月10日までに、2、3番については8月24日までに実施完了予定とし、今回のシステム事故での本番用・バックアップ用のデータが同時に消失してしまったことに対する再発防止策の大きな柱となる4番については、既に7月25日より、通常の運用の影響を受けない外部にバックアップシステムを構築し、2次バックアップの取得を開始しているとのこと。

また、関係者の処分も同時に発表され、代表取締役社長の磯部眞人氏は役員報酬のうち月額報酬の50%を3カ月、取締役管理部長の本山一幸氏も月額報酬の30%を3カ月、それぞれ自主返納する。
また、関係社員の処分も行ったという報告があるが、これについては詳しい内容は明らかにしていない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です